まつげパーマは危険?セルフ・サロンのまつげパーマで気をつけたいこと
こんにちは、Shantiです。 ふだんオーガニックコスメについて書いている当ブログ、今回はちょっとオーガニックではない話題ですが、「まつげパーマ」について書いてみたいと思います。
日本人女性、アジア人女性は、アイメイクによってかなり印象が変わります。 特にまつげは大きなポイントになります。綺麗にカールしたまつげにマスカラを塗ると、一気に目元が華やかになります。
しかし、まつげを綺麗にカールさせるのは、なかなか難しかったりします。
私がもう10年くらい愛用している美容法(?)に「まつげパーマ」があります。 まつげパーマをかけていると、いつも綺麗なまつげのカールがキープできるのです。
まつげパーマサロンにも何度か行きましたが、セルフまつげパーマに出会ってからはもっぱらセルフ派です。
しかし、まつげパーマには、セルフにしろサロンにしろ、法律上グレーな部分もあります。 そもそも、まつげは目という大事な感覚器官のすぐそばにあるもの。そのまつげに対して刺激性のある薬品を扱う「まつげパーマ」には細心の注意が必要です。
そんな「まつげパーマ」について、まつげパーマのメリット、まつげパーマの危険性、セルフまつげパーマのこつなど、まつげパーマ生活の中で気づいたことをまとめてみたいと思います。まつげパーマについて理解を深めていただけたら幸いです。
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このページの目次
まつげパーマのメリット
さて、まつげパーマにはどんなメリットがあるのでしょうか?
まつげパーマはメイク時短になる
まつげパーマをかけると、ビューラーで作る理想的なまつげのカールを常に維持することができます。 ビューラーできっちりまつげのカールを作ろうと思うと、意外と時間がかかりますが、まつげパーマをあてていると、サクッとマスカラを塗るだけで目元が決まります。これでかなりメイク時間が時短できます。 また、まつげがきっちりカールしているので、メイク直しにビューラーを掛け直す頻度も少なくてすみます。これは楽ちんです。
毎日ビューラーをかけるよりまつげが傷みにくい
毎日しっかりビューラーをかけていると、まつげが抜けたり傷んだりしやすいです。
個人の印象ですが、月1回程度のまつげパーマなら、毎日ビューラーをかけるよりもまつげのダメージが少ない気がします。 まつげの美容液をきちんと使えば、まつげを長く濃く保つことができます。
まつげパーマはセルフでやるとコスパが良い
毎月サロン通いしていると1回3000円くらいかかりますが、セルフだとかなりコストパフォーマンスが良いです。 まつげパーマキットは1式3000円程度〜、少なくとも半年は使えます。一度キットを買ってしまえば、あとはパーマ液やグルーを補充するだけなので、さらに安価です。
まつげパーマ+時々つけまでまつげエクステなしでも華やかに
よほどまつげにこだわるひとでなければ、まつげエクステまでしなくても、まつげパーマ+時々つけまつげ(目尻だけに部分つけまつげ、という手もあります)で結構目元が華やかになります。 職場で悪目立ちしたくないOLさんもまつげパーマなら安心です。
まつげパーマの危険性
さて、便利なまつげパーマですが、法律上の問題や、危険があることを理解してください。
まつげパーマは法律上は美容師資格者が施術しなくてはならない
日本の法律(美容師法)では、美容とは「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」と定め、美容師以外の人が美容行為をして商売をしてはいけないことになっています。 まつげパーマも美容師の行うべき「美容」行為に該当します。 美容師資格を持たない施術者によるサロンは違法です。 「まつげパーマ専用の資格」がある、などという名目で開業している人もいますが、法律的にはアウトです。
美容師法とまつげパーマとまつげエクステ
まつげのエクステについては、「美容」行為であるとも解釈できるものの、パーマでもカットでもなく、化粧でもないのでグレーゾーンとも言われています。
この法律は昭和30年代からあるもので、まつげパーマやまつげエクステといった新しい技術に追いついていないのです。
セルフまつげパーマはトラブルがあっても自己責任
ネットで販売しているセルフ用のまつげパーマ液は、化粧品としてではなく雑貨として販売されています。ですから、トラブルの際もメーカーが責任を持ってくれるとは思わない方が良いでしょう。 セルフのまつげパーマはあくまで「自己責任」で行うものです。
まつげパーマ(セルフ)を安全にかけるには
さて、まつげパーマをセルフで行う際、どんな点に注意すべきなのでしょうか?
まつげパーマ液やグルーが絶対に目に入らないようにする
まつげパーマは1液と2液、そしてまつげの形を整えるためのグルー(接着剤、通常つけまつげ用のもの)を使います。髪の毛用のパーマ液とは違い、粘り気のあるクリームになっているため、液だれして目の中に入らないようにはなっています。
しかし、どの液も目に入ったら危険です。もし入った場合はすぐによく洗い流し、違和感があるようなら、眼科を受診しましょう。 また、まぶたの皮膚も敏感な箇所です。まぶたにもなるべくまつげパーマ液がつかないようにしましょう。
まつげパーマ液を直接チューブなどから付けない、綿棒や専用の道具を使う
セルフのまつげパーマ液の中には、小さいジャー容器に入ったものの他、チューブ状の容器に入って販売されているものもあります。チューブ状の容器のものの方が空気に触れる面積が少ないため、中身が長持ちするとも言われています。 しかし、このチューブには危険な点があります。 チューブから直接パーマ液を絞ってまつげにつけると、液だれして目に入る危険性が高まるのです。 パーマ液は、必ず、綿棒や専用の道具に取ってから、まつげに塗るようにしないと危険です。
生理期間中のまつげパーマはやめておこう
生理期間中に美容院に行かない方が良いという話を聞いたことはありませんか? 生理期間中は、皮膚や粘膜、嗅覚が敏感になっていることがあります。 まつげパーマももちろん避けた方がよいでしょう。
まつげパーマ(セルフ)を上手にかけるには
まつげパーマをセルフでかける基本の手順は簡単です。 グルーでロッドをまぶたに貼り付け、まつげをロッドに巻きつけ、1液を付けて、拭き取ってから2液を付けます。1液と2液は、同じ時間だけ置きます。通常は、それぞれ10分〜15分程度です。そのあと、水で濡らしたコットンでパーマ液を完全に拭き取って出来上がりです。
まつげパーマのロッドの特徴を理解し、自分のまつげに合ったロッドを選ぶ
自分のまつげにあったロッドを選ぶ必要があります。 セルフまつげパーマ用に販売されているロッドは、スティック状のものとシリコンで扇状に整形してあるものがあります。 スティックのものはより丸い仕上がりに、扇状のものは根元がしっかり立ち上がった扇状の仕上がりになります。 扇状のものの方が華やかな目元になる印象です。
たとえば、「くるくる本舗」さんのロッドだとこんな違いです。
扇状タイプ。
こちらがスティックタイプ。
まつげパーマに取り掛かる前に、コーム・ビューラーで形を作る
まつげをロッドに巻く前に、コームとビューラーである程度形や毛の流れを整えます。 このとき、まつげを折ってしまうと、その形にパーマがかかってしまうので、すべてのまつげがゆるやかなカーブになるように注意して、細かくビューラーをかけます。
ロッドに巻きつけたそのままの形がまつげパーマとして定着するので注意!
いよいよロッドにまつげをセットして、グルーで固めていきます。 このときに作った形は、そのまままつげパーマとして定着してしまいます。 横に流れたり、折れたりしている毛がないように、きっちり形を作ります。 そうしないと、パーマがとれるまでの間、まつげが折れっぱなしになっていることになります。
まつげパーマ液の放置時間は厳守!キッチンタイマーなどで計りきちんと管理する
絶対に目分量で時間を図らないで、タイマーを使いましょう。 また、他のことをして気をとられたりしないようにしましょう。 時間をかけすぎるとまつげがボロボロになってしまいます。
まつげパーマ後は専用美容液でケアをきちんと行う
パーマの後には、まつげ専用の美容液を付けてまつげのケアをしましょう。
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まつげパーマサロンに行く場合
サロンでまつげパーマをかける場合は、美容師資格者が施術するサロンの方が安心です。 ホットペッパービューティ>まつげサロンにアクセスし、お住いの地域を指定後にフリーワード「美容師免許」で検索すると、資格者が施術するサロンが見つかりますよ。
通販で入手できるセルフまつげパーマキット
Amazon、楽天、Yahooショッピングなどの大手通販サイトで、セルフのまつげパーマ用製品が販売されています。
私が使っているのは「Bekkis」さんの「くるくる本舗」まつげパーマ製品です。
ロッドはもちろんこれ「くるりんギザギザロット」。
「らくちんワイヤー入りロッド」も使っていましたが、断然「くるりんギザギザロット」派です。 根元から立ち上がるので、仕上がりが華やかです。好みがあると思うので、派手な仕上がりが嫌という方は、まずは「らくちんワイヤー入りロッド」から試してみられることをおすすめします。
まつげパーマと一緒に取り入れたい、まつげ美容液
まつげパーマと切っても切れないのが「まつげケア」。まつげパーマをしない人にもおすすめの美容液をまとめてみます。
各方面で話題の”リバイタラッシュ”
アメリカで人気のリバイタラッシュ。ちょっとお高いですが、伸びるらしいです。気合いを入れたい時に。
スカルプDボーテのまつげ美容液"ピュアフリー"シリーズ。
育毛剤で有名な「スカルプD」ブランド。まつげ美容液でも高評価を得ています。マスカラやアイライナーなら、メイクに使っているうちに自然にまつげが伸びそうですね。
資生堂の育毛剤ブランドからのまつげ美容液”アデノバイタル アイラッシュセラム”
こちらももともと資生堂の育毛剤ブランド「アデノバイタル」からのまつげ美容液。スカルプD同様、高評価を得ています。
いかがだったでしょうか?いろいろと注意は必要なものの、まつげパーマは忙しい方にはとても役立つものだと思います!目元が華やかになると、少し毎日が楽しくなるかもしれません。
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