Shanti's Organic Life

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ココナッツオイルの危険・効能・効果|ココナッツオイルを止めるべき人

      2017/07/12

ココナッツオイルの危険・効能・効果についていま一度考える

coconutoil

こんにちは、Shantiです。 ここ何年か、日本(いや、世界中で)”ココナッツオイル”のブームが続いています。

私もココナッツオイル、どちらかといえば推進派で、自分でも当サイトでおなじみ、iHerb(アイハーブ)にて約1.5Lのココナッツオイル(もちろんオーガニック&エクストラバージン)をまとめ買い…などして愛用していました。 夏になると液状になるし(エキストラバージンのココナッツオイルは融点は25Cくらいですね)、エスニック料理と合うのでがぜん消費量が増えたものです。

しかし、最近油脂について改めて勉強していく中、「ココナッツオイルを誰しもに勧めるということはできない」と考えるようになりました。

このエントリーでは、ココナッツオイルの効能・効果、さらに危険な点について考察してみたいと思います。参照しているのは、論文や医師による解説だけで、あやしい情報はなるべく排除しています。また、従来あまり指摘されてこなかったココナッツオイルの危険「ココナッツオイル環境ホルモン説」についても考えてみたいと思います。オーガニック・エクストラバージンのココナッツオイルをお安く買う方法についても書きますよ。

記事が長くて辛い人は「まとめ」の部分から読んでいただいてもかまいません。

このページの目次

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ココナッツオイルとは

ココナッツオイルは、ココヤシの実から採れるオイルです。 同じヤシの油で、パームヤシから採れる「パームオイル」もありますが、全く別のものです。

ココナッツオイルの効果・効能と言われているのは?

ココナッツオイルの効果・効能として話題になっているのは「ダイエット」「ボケ防止・改善」ですね。また、「皮膚に塗ると良い」「オイルうがい(オイルプリング)をするとよい」といった使い方もあるようです。

ココナッツオイルの効果・効能のしくみ

ココナッツオイルに含まれる油脂は「中鎖脂肪酸」と呼ばれるものです。 それに対して、普段私たちが食用にしている油脂のほとんどが「長鎖脂肪酸」と呼ばれるものです。 「中鎖脂肪酸」と「長鎖脂肪酸」では、体の中で処理されるルートが異なります。

「中鎖脂肪酸」は、腸管から吸収された後すぐに肝臓で処理され、脳や体がエネルギーとして利用できる「ケトン体」に変換されるのが特徴です。 この「ケトン体」は糖分以外で脳に届き、栄養として使われる物質であることから、いわゆる「ボケ」に効果があるのでは、と言われています。 また、すぐに「ケトン体」となって体内にとどまらないことから、「ダイエット」に効果があるのではと言われています。

また、他には、体に塗って「日焼け止めになる」とか「皮膚によい」とか、うがい(オイルプリング)をすると良いといった効果も言われています。これらは、ココナッツオイルの主成分である「ラウリン酸」に抗酸化作用、マイルドな抗菌効果があることからだと思われます。

ココナッツオイルの効果・効能「ダイエット」は本当?

さて、 まずは「ココナッツオイルはダイエット効果がある」という点から検証してみます。

ココナッツオイルは主成分が「中鎖脂肪酸」であり、他の植物油に比べて体にとどまりにくい、すぐにエネルギーになる、と言われることをご説明しました。

しかし、この「ケトン体」という言葉が誤解を生んでいます。

ケトン体(ケトン式)ダイエットとココナッツオイルダイエットは違う

実は、「ココナッツオイルダイエット」の他に、「ケトン体(ケトン式)ダイエット」という食事法・減量法も、昨今ブームです。 しかし、この「ケトン体(ケトン式)ダイエット」は、「ココナッツオイルによるダイエット」とはまったく違うものです。

「ケトン体(ケトン式)ダイエット」は、低炭水化物(低糖質)食を一定期間以上続けると、肝臓が「体内にすでにある脂肪」を分解して、ケトン体を作ってエネルギーにし始め、減量につながる、というものです。

別に炭水化物を制限しなくても、ココナッツオイル中の中鎖脂肪酸は「ケトン体」に変わってエネルギーになります。 ですから、この「ケトン体(ケトン式)ダイエット」と「ココナッツオイルによるダイエット」は無関係です。

ココナッツオイルでダイエットをするために「ココナッツオイルを飲む」、「コーヒーに入れる」などといった使い方をしている人がいますが、「ココナッツオイルを普段の食生活にプラスして摂取する」という方法だけでは、「今ある脂肪が燃える」というわけではないので、減量の効果は限定的です。

理屈のうえでは、油脂をココナッツオイルに置き換えるのはもちろん、きちんと栄養を摂る(脂肪の燃焼に関わるビタミンを摂る)、運動する、食事の量や質を変えるなどの別の努力が必要になります。

ココナッツオイルの効果・効能「ボケに効く」は本当?

もう1つ、ココナッツオイルがブームになった要素として、「ボケ(アルツハイマー病)」に効果がある、という説がありますが、こちらについては、どうでしょうか。

ココナッツオイルがボケに効くと言われているしくみですが、これも「ケトン体」が関係しています。

ボケ症状がでている脳では、通常の脳で使われている「ブドウ糖」がエネルギーとしてうまく使えなくなっていることがあり、それに代わるものとして脳が「ケトン体」を使うことができるようになると、脳が活性化される…という仕組みなのだそうです。

ブドウ糖、脳、認知症の関係については、下記の記事で詳しく述べられています。

ボケ症状以外にも、自閉症などのさまざまな脳や神経の疾患について、ココナッツオイルのような「中鎖脂肪酸」を摂取する、「ケトン体食」を実践するこころみがあり、効果がある方もおられるようです。

しかし、認知症にせよ、他の疾患にせよ、ココナッツオイルによって「必ず改善が見込める」「予防が期待できる」というものではないのです。

もし、そんなに効果があれば、とっくに保険適用の「薬」になっています。

※「中鎖脂肪酸」だけでできたオイル、については、長鎖脂肪酸の代謝に問題のある人に補助的に医療の現場でも使われる場合があり、症例報告なども出ています。これはMCTオイルといい、通常はココナッツオイルをさらに精製したものになります。”MCTオイル”のサプリメントもすでに作られています。

ココナッツオイルの効果・効能「日焼け止めになる」?

ココナッツオイルの効果・効能として、紫外線からの防御効果があり、「マイルドな日焼け止めになる」「日焼けオイルとして使える」ということもまことしやかに言われています。

最近日焼け止めのエントリーを書いた際に調べてみたんですが、どうやら「日焼け止めになる」というのは結構うさんくさくて、SPF8程度では、と言われているそうです。

ココナッツオイルの効果・効能「塗ると皮膚に良い」「うがいすると良い」

ココナッツオイルの効果・効能でよく言われる「塗ると皮膚に良い」「うがいすると良い」ですが、これはある程度は根拠があります。

実はココナッツオイルの主成分「ラウリル酸」には抗菌・抗ウイルス効果があるからです。 抗菌・抗ウイルス効果のある天然成分はいろいろあって、私もいろいろ試したのですが、ほとんどのものが強い刺激を持っていたり、味がおいしくなかったりします。(グレープフルーツシードオイル、クローブやオレガノのオイルなど)

ココナッツオイルのように低刺激で、抗菌・抗ウイルス効果がある、というオイルはなかなかありません。この点は非常に優れていると思います。

ココナッツオイルの危険、環境ホルモン効果

実は最近、「ココナッツオイルは環境ホルモンである」と言う説を目にし、その点を調べてみました。

ココナッツオイルには、強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」を体内で作られにくくするという働きがあると言われています

ラットの実験で、ココナッツオイルの主成分である「ラウリン酸」が「5α-レダクターゼ」という酵素の働きを弱める物質である、という結果が出たようです。この酵素は、男性ホルモン「テストステロン」を、より強力な「ジヒドロテストステロン」に変換する酵素だそうです。

この点で、ココナッツオイルは、体内のホルモンの働きに影響を与えてしまう物質と言えます。

この論文の執筆者は「ジヒドロテストステロンに反応して大きくなる腫瘍の抑制効果」が期待される、といった結論に至っているようです。

さらには、ジヒドロテストステロンは、「AGA(男性性脱毛症、はげ)」とも関連性が高いので、研究が進めば、ココナッツオイルによる脱毛症薬やサプリメントが作られるようになるかもしれないですね…。

また、この「ジヒドロテストステロン」ですが、足りない/多いとどんなことがおこるのか、アメリカの内分泌学会の解説ページに簡単に説明がありました。

「ジヒドロテストステロン」は、男女ともに、思春期に入る際に分泌されます。女性でこのホルモンが少ない場合、思春期が遅れることがあるようです。 女性は、もともと体内であまり「ジヒドロテストステロン」を作らないので、この思春期以外では分泌が少なくても、あまり影響がない…とこの学会のHPでは述べられています。

男性の場合は、ジヒドロテストステロンは女性に比べて生涯を通じて分泌されているようで、分泌が少なくなることで、女性よりも影響があるようです。 男児を妊娠中、ジヒドロテストステロンの分泌がほとんどない、といった場合、性器、筋肉、体毛が正常に成長しないそうです。

  • 男性
  • 妊娠中の女性
  • 思春期に入る前の女性

で、気になる方はココナッツオイルを積極的に口にしない方が良さそうです。

ココナッツオイル以外のおすすめの植物オイル

ココナッツオイルの環境ホルモン的な性質については、この本で警鐘が鳴らされています。他にも植物性油脂のいろいろな危険性について指摘されており、大変興味深いです。

この本の中では後述する「オメガ3」摂取の観点から見て、また動物実験の結果や、その他の油脂の有害因子にも考慮した上で、「シソ・えごまオイル」「ラード」「バター」が良いのでは、という結論に至っています。

著者は普段調理にはラードと加熱可能なえごまオイル(酸化防止剤を入れているもの)を使っているそうです。著者はメーカーを明らかにしていませんが、おそらく、この製品だと思われます。

オメガ6・オメガ3・オメガ9について

油脂、脂肪酸については、「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」の主に3タイプにも分けることができます。現代人は抗炎症作用のある「オメガ3」が不足する傾向があるのです。

オメガ3は、「αリノレン酸」「EPA」「DHA」という油脂成分になります。

  • シソ油・エゴマ油・亜麻仁油(植物性のオイル)→ αリノレン酸
  • EPA・DHA → 主に魚から摂取するか、αリノレン酸を人間の体内で変換してできる

というルートで、オメガ3を摂取することができます。

栄養素の不足などにより、体内で「αリノレン酸」をうまく「EPA」「DHA」に変換できない人もいるため、直接DHAやEPAをとるのが良いという説もあります。

オメガ3、9、6に関する資料として、WEB上で日本語で信頼のおけるものはこちらです。詳しく知りたい方は読まれることをおすすめします。

また、当ブログのこちらの記事でも、亜麻仁オイルを中心に、オメガ3を含むオイルに関する情報をまとめています。

水素添加の偽物のココナッツオイルに注意

悲しいことですが、世の中には適当な植物油を水素添加という方法で融点を高くし、さらに香料を加えた「ココナッツオイル風」の安い人工オイルが出回っているそうです。

こうした低クオリティのココナッツオイルは体に良くありませんので、信頼できる場所から「エキストラバージン」のココナッツオイルを購入するのがベストです。

ココナッツオイルを一番安く買う方法

オーガニックのココナッツオイルはiHerb(アイハーブ)で買うのが一番です。価格もクオリティも優れています。

Healthy Origins, オーガニックエキストラバージンココナッツオイル、54 oz (1,530 g)

Healthy Origins cocnut oil

笑ってしまうほどデカイ1.5Lパック。 こちらがiHerbでも最もお得なオーガニックエキストラバージンココナッツオイルです。iHerb購入ページはこちら

Nutiva, オーガニックスーパーフード, ココナッツオイル, バージン(一番搾り), 15液量オンス(444 ml)

日本でも見かける、Nutiva社のココナッツオイル。

Artisana, Organics, Raw Coconut Oil, Virgin, 14 oz (414 g)

Artisana raw coconut oil

Artisanaのココナッツオイルはローのものです。ローフードにこだわる方に。ここのオイルは、普通のココナッツオイルより甘く香り高くて素晴らしいクオリティなんです。わざわざ海外から買う価値はありますよ。iHerb購入ページはこちら

日本で買える格安オーガニックココナッツオイル

日本の通販サイトで買えるものだと、こちらのまとめ買いがかなりお得だと思います。お友達や家族と分けると良いですね。

ココナッツオイルをサプリメントで摂取するなら

食事から摂取するのがどうも面倒…という方は、サプリメントという方法もあります。

NOW Foodsのココナッツオイルカプセル

高品質で低価格のサプリメントメーカー、NOW Foodsのココナッツオイルカプセルです。日本でも販売していますし、iHerbから購入することも可能です。

VCOサプリ(カプセルタイプ)

日本で販売されているヴァージンココナッツオイルのサプリメントです。定期購入なら買い忘れがありません。

VCOサプリメント

ココナッツオイルの化粧品・デンタルケア

ココナッツオイルの主成分「ラウリル酸」には抗菌・抗ウイルス効果があり、化粧品成分としても注目されています。おすすめの化粧品はこちらです。

VMVハイポアレルジェニクス

アレルギーを起こしにくい化粧品として、皮膚科クリニックでも販売されている「VMVハイポアレルジェニクス」は、米国のオーガニック認定ココナッツオイルを使用した化粧品です。

ココナッツオイルベースのメイクアップ「rms beauty」

「rms beauty」は、化粧品を扱う人の健康にも着目した新しいミネラルメイクアップ製品。ココナッツオイルがベースになっています。

ミネラルファンデーションのおすすめとして、こちらの記事でも紹介しています。こちらもミネラルファンデーションの意外な危険性などについてしっかりまとめていますので、よろしければ目を通していただけると幸いです!

ココナッツオイル配合のデンタルケア製品

ココナッツオイルは、アーユルヴェーダで勧められるオイルプリング(オイルうがい)に適しています。刺激が少なく、抗菌力が強いことと、歯のホワイトニング効果もあると言われているためです。

しかし、オイルプリングが終わった後のオイルはそのまま流すと下水管のトラブルの原因となるので、意外と処理が面倒なのです…。ココナッツオイルを中心に様々な成分を配合したナチュラルなデンタルケアで代用するのも一つの方法でしょう。

ブラントゥース

ココナッツオイルの危険・効能・効果ーまとめ

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  • ココナッツオイルはボケ、ダイエットに効果があると言われている
  • ココナッツオイルを皮膚に塗ったりうがいに使う方法も人気がある
  • ココナッツオイルはケトン体(ケトン式)ダイエットとは無関係
  • ココナッツオイルを普段の生活に加えるだけでは減量はできない
  • ココナッツオイルの主成分には抗菌・抗炎症作用があり皮膚やうがいに適している
  • ココナッツオイルの日焼け止め効果は限定的
  • ココナッツオイルの主成分は男性ホルモンへの影響が指摘されている
  • ココナッツオイルの他にはオメガ3を含むオイルの摂取が重要
  • ココナッツオイルはiHerb(アイハーブ)などで安く買える。おすすめはこちら
  • 食事から摂取が面倒な人にはカプセルのサプリメントのおすすめはこちら
  • ココナッツオイルの抗菌・抗炎症作用に着目した化粧品のおすすめはこちら

他にもこんな記事を書いています。

他にも健康に良さそうなあれこれについて執筆しています。気合を入れて調べていますので、よかったら読んで行ってくださいね。

MCTオイル、またはココナッツオイルとバターで作る話題の健康ドリンク「バターコーヒー」について書きました。

ココナッツオイルベースのコスメ、rms beautyを紹介しています。

抗菌作用の強い、神秘のはちみつマヌカハニーをお得に入手する方法などをまとめています。

体の負担になりにくい植物油について紹介しています。

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