Shanti's Organic Life

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ノンケミカルの日焼け止めの危険とは。おすすめオーガニック日焼け止め

      2017/07/10

日焼け止めのおすすめ。オーガニック、ノンケミカルから飲む日焼け止めまで徹底解説

EWG high performance sunscreen

※2017.7.10最新情報を踏まえ、大幅更新しました。

実は私は日焼け止めが苦手です。日焼け止めを塗っているとよく肌荒れするし、しっかりクレンジングするとそれはそれで乾燥するし、とにかく肌に負担なんですよね。

しかし、残念ながら紫外線を浴びることも体には負担。紫外線は肌トラブル、しみ、しわ、たるみの原因になります。日焼け止めをしなければ待っているのはこれらのトラブル。また、深刻な場合は肌細胞のDNAを傷つけ、皮膚がんの原因にもなります。 免疫力の低下や、白内障とも関連しています。放射線と紫外線の境界はきわめてあいまいとも言われ、世界保健機関(WHO)でも、紫外線の強さに応じた紫外線対策を行うことを推奨しています。

というわけで、この記事では、まず日焼けの仕組み、SPFやPAといった指標について考え、さらにノンケミカルやオーガニックの日焼け止めは何が良いのか、実際に買ったものをレビューしています。また、飲む日焼け止めやノンケミカルを超えた新世代の日焼け止めについても書いています。

長い記事なので、時間のない方はまとめからどうぞ!

このページの目次

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日焼け止めの強さを示すSPF、PAと2つの紫外線

日焼け止めの強さを現す数値として、「SPF」と「PA」という数字が使われます。
SPFとは、Sun Protection Factorの略語です。 PAとはProtection Grade of UVAの略語です。

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があり、SPFはB波(UVB)に対する防護効果を、PAはA波(UVA)に対する防護効果を表します。 (C波(UVC)という一番危険な紫外線もありますが、日焼け止めで防げるものではなく、また地表に届く量が少ないと言われているので、今回は割愛します。)

日焼け止めのSPFと紫外線B波(UVB)

紫外線B波(UVB)は、肌の表面に影響し、肌表面の赤みや腫れを引き起こします。日焼け止めのSPFは15、30、50といった数字で表されます。 これは、何も塗らなかった場合よりも、何倍の時間、紫外線B波(UVB)による日焼けや赤み・腫れ(日光皮膚炎)の発生を遅らせることができる、という基準になっています。

肌トラブルが起こるまでの時間は人それぞれ、日光の強さにもよりますが、だいたい20~25分と言われています。つまり、SPF10だと200分~250分で日焼けによる肌トラブルが始まる、といった計算になります。

これは、SPF10の日焼け止めをつけていれば、「200分~250分間はダメージがまったく起こらない」という意味ではありません。日光に当たっている間、肌ダメージが蓄積されると、やがて赤みや腫れが出るが、それが起こるまでの時間を通常の10倍に延長させられる防御力を示す」という考え方となります。ややこしいですね。

日焼け止めのPA、PPDと紫外線A波(UVA)

紫外線A波(UVA)は、肌の奥まで届き、真皮中の肌のハリ・弾力に関わる細胞にダメージをあたえ、たるみやシワの原因となります。つまり、肌を老けさせます。また、真皮に届き、メラニンを生成する細胞を刺激して、肌を黒くします。

日焼けサロンの日焼けマシンはUVB少なめ、UVA多めの光線を出すものがきれいに焼けると言われていますし、 日に焼けたブロンズ肌を作る「サンオイル」はUVBを防ぎ、UVAは防がないしくみです。

日焼け止めの「PA」は+~++++という4段階表示で表され、+が多いほど強い防護効果を持ちます。日焼けをしたくないだけでなく、肌ダメージを避けたい人はPA高めの日焼け止めを選んだほうが良いということになります。

また、紫外線A波(UVA)を防ぐ日焼け止めの指標として、PPDという基準値があります。PPDはPAで言うと下記のように読み替えられます。

  • PPD 2以上、4未満 :PA+
  • PPD 4以上、8未満 :PA++
  • PPD 8以上、16未満 :PA+++
  • PPD 16以上〜 : PA++++

このPPDは欧米ではメジャーになっており、SPF値に対してPPD値1/3以上という基準を満たす日焼け止めには「UVA」マークが付けられるようになっています。「この日焼け止めはBだけじゃなくA波にも気をつかってます!」という証ですね。

UVA

PPDおよびPDAマークは、日本ではあまり使われていないようですが、皮膚ガンリスクのある人、アンチエイジングを心がける人は是非チェックしたい指標です。

ケミカル、ノンケミカルの日焼け止めの違いとは?

さて、肌を防護するための「日焼け止め」ですが、その成分がお肌に優しくないんじゃないか、という疑問もあります。

日焼け止め=日光のダメージを防ぐ薬剤は、いったいどういうしくみで成り立っているのでしょうか。また、いわゆる「ケミカル」と「ノンケミカル」の境目はどこにあるのでしょうか。

ケミカルの日焼け止めは紫外線を吸収・ノンケミカルの日焼け止めは反射

日焼け止めの有効成分、日光のダメージを防ぐ薬剤としては、

  • 紫外線吸収剤
  • 紫外線散乱剤

の2種類があります。

  • 紫外線吸収剤は紫外線のエネルギーを化学的に変換し、皮膚に浸透させない
  • 紫外線散乱剤は紫外線を反射して跳ね返す

というしくみになっています。実は、「紫外線吸収剤」がケミカル、「紫外線散乱剤」がノンケミカル、と思っていただいてOKです。

紫外線吸収剤(ケミカル日焼け止め)とその危険

日本の日焼け止めでよく使われる紫外線吸収剤は

  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • トキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • オキシベンゾン-3

あたりが有名です。

どれもザ・化学薬品って感じの名前ですね。 これらの紫外線吸収剤は、色もなく、テクスチャーも伸びが良いので、白浮きのしにくい日焼け止めを作ることができます。

最近、実は、「紫外線吸収剤」の成分の一部では、発がん性が指摘されているものがあります。 有名なのは「オキシベンゾン」です。

紫外線散乱剤(ノンケミカル日焼け止め)とその危険

それに対して、紫外線散乱剤は

  • 酸化亜鉛
  • 酸化チタン

がよく使用されます。 当ブログをよく読まれている方はお気づきかもしれませんが、これ、ミネラルファンデーションの記事にも登場する金属の粉、いわゆる顔料です。

そう、顔料なので、当然白浮きします(笑)なんせ、「紫外線を反射する」成分なのです。ノンケミカル日焼け止めで白浮きするものが多いのは、そもそも仕方のないことなんですね。

「紫外線散乱剤」だって危ない面があります。 酸化チタン・酸化亜鉛という成分の持つリスクについては、ミネラルファンデーションの記事でも書きました。

この記事中の酸化チタン・酸化亜鉛の取り扱い注意をざっくりまとめると…

  • 酸化チタンと酸化亜鉛は細胞を酸化させる活性酸素を発生させる成分
  • 「ルチル型」と言う結晶構造のものは、より活性酸素を発生させる力が弱い。 化粧品ではほぼすべて、ルチル型のものが使われている
  • ミネラル粒子がナノ化(ナノサイズまで細かくなっている)されているものは、肌の細部に入り込み、活性酸素を発生する力が強いとされている
  • ミネラル粒子がコーティングされているものは、活性酸素を発生させる力が弱くなる。
  • 吸い込んだときの発ガン性も懸念されているので、パウダーを使うのは避けたほうが良い

という感じですね。

特に日焼け止めに対しては、各化粧品メーカーが、「金属成分の分子を小さくし、ナノ単位にする=ナノ化して白浮きしにくくしたり、テクスチャーをよくしよう」と努力しているので、ファンデーション以上に注意が必要です。

理想のノンケミカル日焼け止めの条件

というわけで、理想のノンケミカル日焼け止めは

  • 毒性の高い紫外線吸収剤を使っていない
  • ナノ化された酸化チタン・酸化亜鉛を使っていない
  • 酸化チタン・酸化亜鉛がコーティングされている
  • それでもきちんと紫外線から肌を防護する効果がある
  • 日焼け止め成分の基材もシリコンなどを含まないなるべく自然なものである
  • 白浮きがひどすぎたり、伸びが悪かったりといったあまりに使いにくいものではない
  • ミネラル粒子を吸い込むようなパウダーではない

といったところになります。

新世代のノンケミカル?「酸化セリウム」について

最近いくつか製品が出ているのが、「酸化セリウム」です。これも酸化チタン同様、毒性がまだまだ研究中というところです。ナノ粒子化した酸化セリウムは肺がんの原因になるかも…といった研究結果も出ています。

そのため、今回、この記事では酸化セリウムを使用した化粧品はおすすめしないことにしました。

入手しやすい理想のノンケミカル・オーガニックな日焼け止めを考える

当ブログはオーガニックコスメや自然食品の情報を扱っているので、当然オーガニックの日焼け止めに言及していきたいと思います。

「理想の日焼け止めの条件」を満たすもので、さらに「オーガニック」志向のもの、についても、下記の3通りのランクが考えられます。

  1. ノンケミカルな日焼け止めだけど日焼け止め以外の成分に比較的安全な乳化剤・界面活性剤を含むもの
  2. ノンケミカルな日焼け止めで、日焼け止め以外の成分までオーガニック中心
  3. ケミカルでもノンケミカルでもない日焼け止め、第3の道を行く自然派原料を使っている

さて、それぞれどんな選択肢があるのか見てみましょう。今回も、マヌカハニーに続き、自腹で色々買っております。

iHerbでアメリカの化粧品安全性評価サイト「EWG」高評価の日焼け止めを買ってみた

実はアメリカには、「EWG」(Enviromental Working Group)という環境NGOがあり、かなりの数の化粧品の安全性評価を行っています。

SunscreenのSPF15-30カテゴリにて、高評価(25位以内)だった日焼け止めのうち、iHerbや日本の国内通販で入手しやすいものをいくつか実際に購入してみました。

通販サイトiHerbについては、下記の記事で詳しく解説しています。

EWGで高評価なスティック型のノンケミカル日焼け止め

EWGでは、実はスティック型の日焼け止めが高評価です。 なぜかといえば、乳化剤などの添加物があまり入っていないから。確かに、持ち運びはしやすいです。

Organic sunscreen stick

しかし、塗りにくい。広い範囲には塗りにくいと思われます。少し気温が高い場所の方が使いやすいので、アウトドア向けですね。鼻やほお、肩先など、焼けやすい場所の塗り直しには便利。

EWGで高評価なチューブ型ノンケミカル日焼け止め

Badgerは日本の総合通販でも入手可能です。

Organic sunscreen tube

チューブの横に中身を少し取り出してみました。テクスチャーは手前のBaboが一番ゆるく、次にALL Good、BADGERと続きます。

BADGERは硬いというより、こってりしてます。乾燥肌の方は、乾燥が気になる冷房の下では丁度いいかもしれません。脂性の人は顔が油田になるのを覚悟しなければならないかも。 babo、ALL GOODは塗りやすいです。私はBaboが一番好みだったかな。 ALL Goodは、サンゴ礁に悪影響のある成分を入れていないということで、サーファーの人に良さそう。これら全て、ボディ用に惜しげなく使えそうです。

コスメ先進国日本のオーガニック・ノンケミカル日焼け止め

オーガニック成分配合、使いやすいオードヴィーヴの日焼け止め

私のお気に入りは、iHerbの製品ではなく、美白大国日本のブランドです。とろとろの美容液のようなテクスチャーに紫外線散乱剤が入っています。酸化チタンはシリカでコーティングされているそうです。頼りない気もするけれど、こんな使い心地の日焼け止めが自然派で実現しているのはすごいと思います。お高いので、フェイス用はこちら、ボディ用はiHerbのものと使い分けています。気になる方は、トライアルサイズから試してみてはいかがでしょうか。

ノンケミカルを超えた新世代自然派日焼け止め「アムリターラ ベリーズビューティサンスクリーン」

ベリー系の植物のエキスの力だけでSPf10、PA+を実現した日焼け止め。 アムリターラはやっぱりすごいです。冬場はこれで十分かも。

顔の日焼け止めとして、付け直しの簡単なアムリターラのパウダリーファンデーション(ノンチタン)もおすすめです。

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おすすめ?日焼け止め番外編

Mad Hippie Vitamin C Serum(ビタミンC美容液)

Mad Hippie C serum

注目の日焼け止め成分、お米由来の”フェルラ酸”を含むMad HippieのビタミンC美容液。
あくまで美容液であり本来日焼け止め、とはいえないのですが、フェルラ酸にはサンスクリーン作用があるため、日焼け止めとしても使える…ということで話題になっているようです。透明のとろっとしたローション状の美容液で、使うと肌がもっちもちになります。私は普段のスキンケアに使っています。

Mad Hippie Facial SPFと同じく、iHerbでお得に入手可能です。

日焼け止めを落とすのにおすすめの化粧落とし

自然派のミルククレンジングだと、ヴェレダ(Weleda) 2in1 クレンジング(海外版は”ワンステップクレンジングトナー”)(iHerbリンク)がおすすめです。 こってりしていますが、濡れコットンにつけて薄めて使ってもけっこうちゃんと落ちるので、長く使えます。

飲む日焼け止め

最近流行っているのが「飲む日焼け止め」と言われるサプリメントたち。 これらのサプリを飲んでいれば塗る日焼け止めをつけなくていい、ということにはならないようですが、夏場に長時間屋外にいる…なんて日にはサプリメントの力を借りるのもいいのかもしれません。

※新しいエントリー「飲む日焼け止めは安全?効果はあるの?ーおすすめの飲む日焼け止めについて」でより詳しくまとめました。

大人気の「ヘリオケア」

美容皮膚科などで人気になった元祖日焼け防止サプリメント。 「フェーンブロック」というシダ植物由来の成分により、紫外線による活性酸素の発生を防ぎ、肌そのものの力を高めて紫外線に関連する肌ダメージ、老化を進行させない、というメカニズムだそうです。

ヘリオケアと同じシダ成分の「Life Extension Shade Factor」

Lifeextension shadefactor

ヘリオケアと同じシダエキス(Polypodium leucotomos extract)を1粒に240mg配合したサプリメントです。 Extensionの製品は、iHerbで入手するのがおすすめ。

PABA

PABA

PABA(パラアミノ安息香酸)はかつてはビタミンBxと呼ばれていたこともありましたが、人間にとって必須栄養素ではないことが分かり、ビタミンからは除外された成分です。
PABAの摂取により、日焼けによるダメージを防ぐことができ、また白髪を防ぐ効果もあると言われています。

PABAはiHerbで安価に入手できます。水溶性のビタミンなので、タイムリリースがおすすめです。

サングラス

サングラスをかけておくと、日光に当たった後、メラニン色素が生成されにくくなるそうです。 紫外線は眼球にもダメージを与えるので、日差しが強い日にはサングラスをかけましょう。 最近はクリアタイプのメガネでもUVカット効果の高いものが多くあります。

最後に…ビタミンDのために少しは日光にあたろう

体に必要なビタミンDを体内で生成するためには、紫外線、日光を適度に浴びる必要があることに注意しましょう。

まとめ

  • 紫外線には主にUVA・UVBの3種類があり、UVBが日焼けに関連しているが、肌ダメージに関連するUVAも防ぐ日焼け止めを使うのがトレンド
  • UVBを防ぐ効果はSPF(数字)、UVAを防ぐ効果はPA(+、++…)またはPPD(数字)で示される。UVAマークの付いている製品はUVA・UVBをバランスよく防いでくれる製品を示す
  • 一般にケミカルの日焼け止めと呼ばれるものは、紫外線吸収剤を含む。紫外線吸収剤は白浮きしにくい日焼け止めを実現するが、発がん性、毒性が指摘されている成分もある
  • ノンケミカルと呼ばれるのは主に紫外線散乱剤を使った日焼け止め。酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムが使われる。
  • 酸化チタン、酸化亜鉛は、ミネラルファンデーションの材料でもある。ナノ粒子のものには、皮膚にのせた際、肺に吸い込んだ際の毒性が研究されている。詳しくはミネラルファンデーションのページで。
  • ナノ粒子の酸化セリウムも同様に吸い込んだ際の毒性が研究されているため、当記事では取り上げなかった。
  • EWGというアメリカの化粧品評価サイトで上位だった製品を使ってみた。(スティックタイプチューブタイプをそれぞれレビュー)
  • 日本製だと、オードヴィーブのオーガニック日焼け止めがおすすめ。お高いので顔用に。
  • さらにノンケミカルの日焼け止め成分を含まないアムリターラマッドヒッピーといったサンケア製品もある
  • 飲む日焼け止めはヘリオケア、Shade factor、PABAなどがある

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