フラワーエッセンス・バッチフラワーレメディの効果・種類・使い方
フラワーエッセンス、もしくはバッチフラワーレメディと呼ばれる英国発の不思議なセラピーをご存知ですか?
こんにちは、Shantiです。 このブログでは、古今東西の美容・健康にまつわる情報についてあれこれと発信しています。
普段はコスメやサプリメントの話が多いのですが、今回はちょっと不思議な癒し製品である、フラワーエッセンス、および、バッチフラワーレメディについて書いてみたいと思います。「モテる」「スピリチュアルに変容する」「豊かになる」と言ったテーマの面白いフラワーエッセンスや、フラワーエッセンスを格安で入手する方法についても触れたいと思います。
このページの目次
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フラワーエッセンス・バッチフラワーレメディとは?
現在、フラワーエッセンス、およびフラワーレメディと呼ばれる製品は非常にたくさんの種類が販売されています。 その多くが、10ml〜30mlの遮光瓶に入った液体で、スポイトで舌下に数滴垂らして飲用する形のものです。 スプレーするもの、クリームとして肌に塗るものもあります。 その全ての元になったのが「バッチフラワーレメディ」(バッチフラワーエッセンスとも呼ばれる)という製品です。
エドワード・バッチ博士とバッチフラワーレメディ
「バッチフラワーレメディ」は、英国のエドワード・バッチ博士(医師、細菌学者、ホメオパシー医)が考案、1930年代に確立された、最初のフラワーエッセンスです。
バッチ博士は心身の病気を霊的に考察しました。
- 人間が自分の魂とのつながりを失っている場合
- 魂よりさらに上の次元である自分を超えた大いなるもの(ハイヤーセルフ)と調和していない場合
こうした場合に、心身に不調和を生じ、やがて病気として症状が現れるとしたのです。
そして、この考察に基づき、高い次元の調和したエネルギーにより、魂・ハイヤーセルフとの不調和を中和することで、心身の症状に働きかけることができると考えました。
バッチ博士は野生の植物の中から、高い次元の調和したエネルギーの波動、癒しの力を持つものを37種類選び、そして、その花のエネルギーを水に転写しました。この37種類と、さらに特別な癒しの力を持つ「湧き水」を加えた38種類が「バッチフラワーレメディ」となったのです。
フラワーエッセンスとバッチフラワーレメディ
バッチ博士が確立した「花のエネルギーを水に転写する」という方法を用いて、その後様々な花を使った製品シリーズが作られました。これが現在、「○○フラワーエッセンス」と言った名称で販売されています。
フラワーエッセンス・バッチフラワーレメディの使用方法
フラワーエッセンスの使用方法は、種類によって多少異なりますが、大体はバッチフラワーレメディ(バッチフラワーエッセンス)の使用方法に近いものになります。
バッチフラワーレメディの一般的な使用方法は下記の通りです。
- 購入した元のボトルから取ったレメディを2滴ほど取って別の遮光ボトルに入れます。さらにボトルに2/3ほどのミネラルウォーター、保存料としてアルコールか自然なりんご酢を加えた「ストックボトル」を作ります。
- ストックボトルを作る際、レメディを複数ミックスしても良いが、種類が少ないほど効果があると言われており、多くても6、7種類程度にしておきます。
- ストックボトルを作らず、元のボトルのレメディを摂取しても問題ありません。
- ストックボトルのレメディは、スポイトでそのまま舌下に4滴程度垂らし、1日4回〜摂取します。
- ストックボトルのレメディは、飲み物に入れたり、お風呂に入れることもできます。
バッチフラワーレメディ、またその他のフラワーエッセンスには、専門のプラクティショナー制度があります。プラクティショナーは、カウンセリングに基づいてストックボトルを作成してくれます。
バッチホリスティック研究会は、名著、「バッチの花療法」の翻訳者、林サオダさんを中心とした団体です。バッチフラワーレメディの普及活動や教育を行なっているようです。
フラワーエッセンスは、カウンセラーの人にお願いするのも大切ですが、自分で知識を持つとより楽しめます。 私は一時期かなりフラワーエッセンスの本を読んだのですが、バッチに関してはこの本が一番ベーシックで分かりやすいので、どれか一冊、と言われたら間違いなくこの本をオススメします。
こちらの本は次にオススメです。「バッチフラワーレメディはあらゆるマイナス感情に対処できる」という考え方を軸に構成されています。
フラワーエッセンス・バッチフラワーレメディの効果とは
フラワーエッセンスは、○○に効果がある…と説明を続けたいところですが、実はエビデンスがない(=科学研究が行われ、合理的な効果があるという結果が出ていないこと)ものです。 おまじない、と思って頂くのが正しい姿勢です。 私は個人的にはおまじないが好きですし、人はおまじないに救われることもあると思います。
しかし、注意していただきたいのは、フラワーエッセンス並びにエビデンスのはっきりしていない民間療法・代替療法は医学による治療に代わるものではないということです。
抑うつ状態などの精神的な不快感からフラワーエッセンスにたどり着く方は多くいらっしゃいますが、まずは医師の診断を受け、身体的な病気などの可能性を精査されることを強くおすすめします。 身体的な病気により、精神状態に影響が出ることもよくあります。
私自身はといえば、フラワーエッセンスには、体調がすごく悪かった時になんとなく出会って愛用していました。 気休めといえば気休めだけれども、気休めが必要だったのです。 現在はふと思い出したとき、ライトにおまじない程度に使っています。
- 時差ボケ対策に「ウォルナット」
- ショックな出来事に遭遇した時「レスキューレメディ」
- トラウマを思い出した時「スターオブベツレヘム」
- 疲れた時にお風呂に入れる「オリーブ」
(全てバッチフラワーレメディ) と言った感じです。
フラワーエッセンス・バッチフラワーレメディの副作用
有名精神科医ブロガーkyupin先生は、患者さんにフラワーエッセンスを処方することがあるのですが、こんなエントリを書いています。
バッチフラワーはかなりの種類があり、おそらくすべてを試した人は少ないのではないかと思う。僕はもちろんすべてのバッチフラワーを知っているわけではない。確かにバッチフラワーは西洋薬に比べ副作用が少ないが、漢方薬と比べると、それほどの差はないように思える。副作用の出現に関しては。 花療法も口から体の中に入る以上、ある程度のリスクはあると考えていたほうが良いと思われる。
先生は「作用があるものには副作用もある」という見方をされているようです。興味深いですね…。
フラワーエッセンス面白セレクション
ここまでバッチフラワーレメディを中心にご紹介してみたのですが、ニューエイジなフラワーエッセンスでは、ちょっと面白い人気のレメディがあります。いくつかご紹介します。ちなみに私、全部購入して試したことがあります(笑)。
フィンドホーンフラワーエッセンス「エロス」
「モテる」フラワーエッセンスということで話題の「エロス」。スコットランドにある「フィンドホーン」というニューエイジのコミュニティで作られているフィンドホーン・フラワーエッセンスを数種類混ぜ合わせたミックスボトルです。
- セクシャルな感覚、情熱、悦びを呼び覚まし、高めてくれます。
- 男性性と女性性という異なる二つの要素を認め合い、愛を交わしたとき、慈しみと愛情深い触れ合い、恍惚と悦びをサポートしてくれます。
- バルサム、エルダー、ゴース、グラスオブパーナッサス、ホーリーソーン、ローズアルバ、シーピンク、シカモアのフラワーエッセンスが入っています。
(Amazon販売ページより)
ということです。「モテる」というよりはカップル向けのようにも読めます。
フィンドホーンのエッセンスについては、こちらのサイトが詳しいです。
ヒマラヤン フラワー エンハンサーズ 「グラガ」&「グラガクリスタル」。
キノコから作られた「グラガ」、特別な石英から作られた「グラガクリスタル」というフラワーエッセンス(もはやフラワーではありませんね…)。 人生をよりスピリチュアルな目的に沿ったものにしたい、全てを大胆に変えたい、ちょっとした変化ではなく脱皮したい人に人気です。「グラガ」が変容、「グラガクリスタル」が変容した後のサポートをしてくれるそうです。
どちらも飲んでみたのですが、面白いエネルギーでした…。敏感な人は感じ取れるかもしれませんね。 私はこの「ヒマラヤンエンハンサーズ」のエッセンスはどれも面白い感じで大好きです。
パシフィックエッセンス「アバンダンス プログラム」
こちらのパシフィックエッセンス「アバンダンス プログラム」のテーマはずばり「豊かさ」。ガイド瞑想のCD、ブックレット、アバンダンスオイル(オレンジ系のオイル)、フラワーエッセンスがセットになっています。22日間、オイルやフラワーエッセンスの力を借りて、豊かさとは何かにフォーカスします。ストックボトルを作れば何回もできますね。
私もめちゃめちゃお金がない時にこれを何度かやりましたが、個人的にはとても良かったです。豊かさというのはお金だけじゃない!ということ、創造性が豊かさの源泉で、それは無限なんだ、という実感がやってきました。それまで、「豊か」であるとはどういうことか、じっくり考えたことがなかったので、とても良い体験でした。
バッチフラワーレメディ、フラワーエッセンスを格安で入手する方法
iHerb(アイハーブ)なら、バッチフラワーレメディ、FESフラワーエッセンスを格安で入手できます。私がiHerb(アイハーブ)を使い始めたのは、フラワーエッセンスを購入するためだったと思います。おかげでいろんな種類を試すことができました。
iHerb(アイハーブ)については、こちらの記事でしっかりとご紹介しています。
iHerb(アイハーブ)のフラワーエッセンスのカテゴリはこちらです。
レートにもよりますが、ものによっては国内の販売サイトの半額近くになっていることもあります。また、日本国内ではバッチのレメディは保存料としてグリセリンやビネガーを使用しているものが販売されていますが、iHerb(アイハーブ)ではブランデーを使用する伝統的な製法で作られたものを販売しています。好みもありますが、個人的にはブランデーの方が飲用しやすいと思います。
フラワーエッセンス、まず試すならバッチのレスキューレメディ
最も有名なフラワーエッセンスはバッチフラワーレメディの「レスキュー」 でしょう。ロックローズ、クレマチス、インパチェンス、チェリープラム、スターオブベツレヘムをミックスしたもので、緊張感を和らげたりするのに使用されます。スプレー式が便利。ドロップボトルのタイプ、クリームなどもありますよ。 iHerbの販売ページはこちらです。
国内通販は下記のリンクからどうぞ。
FESフラワーエッセンスの「ヤロー環境フォーミュラ」
iHerb(アイハーブ)では、バッチの他にFlower Essence Servises、通称FES社のレメディを取り扱っています。FES社は米国の会社で、伝統的なバッチの38種のフラワーエッセンスの他、デジタルストレスなどに対応するという現代的なフラワーエッセンスを数多く販売しています。特に有名なのが、環境のストレスから身を守るという「ヤロー環境フォーミュラ」です。
国内で通販したい方は下記のリンクからどうぞ。
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フラワーエッセンス・バッチフラワーレメディの効果・使い方・まとめ
- フラワーエッセンスはバッチ博士のバッチフラワーレメディが元祖
- フラワーエッセンスは花のエネルギーを転写した不思議なサプリ
- フラワーエッセンスの効果には科学的な証拠がなく、医療に代わるものではない
- バッチ博士が製法を確立した後、様々なフラワーエッセンスが作られている
- モテる?フラワーエッセンス、スピリチュアルな変容のエッセンス、豊かさにつながるエッセンスなどがある
- フラワーエッセンスを買うならiHerbが安い
- まずはレスキューレメディ、ヤロー環境フォーミュラを試してみよう