シュガーフリーとは 砂糖抜き のことです。
私はグルテンフリー生活を始めると同時に、出来る限りシュガーフリーも心がけるようになりました。
白砂糖の害はそれはそれは沢山あるんですが、
私がぜひ強調したい部分は以下の5つです。
低血糖症や副腎疲労による慢性的な疲労感のもとになる
カンジダ・アルビカンス菌など、体の日和見菌・悪玉菌の餌となる
「生体内糖化反応」を起こし、体の細胞を老化させる
虫歯になる
ガン細胞の栄養になる
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私も、以前まで「自然な食事をとるように気をつけてるし、ちょっとくらいいいよね~♪」と砂糖を摂っていたのです。でも、私たちの体っていうのは、ほんとうに微妙な、絶妙なバランスを取りながら生きている、すごい仕組みなんですよね。
そして、砂糖や人工甘味料というのは、私たちの進化の過程の中にはなかったものであり、体の仕組みを乱すものなのです。。。それではそれぞれを見ていきましょう。
低血糖症や副腎疲労による慢性的な疲労感のもとになる
夕方になると、眠くなったり、おやつがないとダメという人はいませんか?そういう人は、低血糖を起こしているかもしれません。
砂糖を摂ると、血糖値、血液の中の糖分の量がを急上昇します。血糖値が高すぎるのは、体にとってあまりよくない状態なので、すい臓からインスリンというホルモンが出て、血糖値を下げようとします。
砂糖や、コーンシロップ(異性化糖(別名「ぶどう糖果糖液糖」「果糖ぶどう糖液糖」)などの人工甘味料を摂ると、血糖値の上昇の仕方は急激なものになりますので、インスリンも負けじとたくさんでます。
すると、今度は急に血糖値が下がるので、体のエネルギーが低下し、眠くなったり空腹感を感じたりします。また、副腎からコルチゾールという、血糖値を上げるホルモンも分泌されます。
結果、すい臓と副腎が疲れて弱ってきます。すい臓が弱って血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持することができなくなると、低血糖症という状態です。また、インスリンが出せなくなると糖尿病になります。副腎が弱って、コルチゾールが出せなくなると、副腎疲労という状態になります。この副腎疲労というのは、慢性的につかれて、体がだるくてエネルギーのない状態です。
カンジダ・アルビカンス菌など、体の日和見菌・悪玉菌の餌となる
私たちの体には、
善玉菌 - 乳酸菌など、体の働きと調和する菌たち
日和見菌 - カンジダ・アルビカンス菌など、増えすぎると体の働きを損なう菌たち
悪玉菌 - 大腸菌の一部など、病気の原因となる菌たち
がいます。
このうちカンジダ・アルビカンス菌は砂糖、糖が大好きです。
この菌はどこにでもいるのですが、消化器官、生殖器、皮膚、外耳、粘膜などで増殖すると、消化不良やかゆみ、皮膚のかさつき、外耳炎などのあらゆる不快な症状の原因になります。
「生体内糖化反応」を起こし、体の細胞を老化させる
糖化反応とは、フルクトースやグルコースなどの糖が酵素の働きなしにタンパク質または脂質に結合する反応の事だそうです。
「生体内糖化反応」では主にフルクトースやグルコースなどの糖と体の中のタンパク質や脂質と結合します。その結果、細胞を酸化させる物質を生じ、細胞の老化を進めたり、DNAを傷つけたりすると言われています。この反応は沢山の病気に関わっていると言われています。
たとえば、糖尿病患者さんの傷が治りにくい、白内障を発症しやすい、といったことも、この糖化反応と関係していると言われています。
虫歯になる
虫歯の原因は、糖です。色んな歯のケア、プラークコントロールを頑張っても、糖を摂りすぎると意味をなしません。
ガン細胞の栄養になる
実はガン細胞は糖が大好き。正常細胞の何倍もの糖類を取り込むそうです。
これを利用してPET診断というガン検査も行われています。
シュガーフリー生活で改善したこと
私の場合は、カンジダ菌に関連する症状が軽快しました。
そして、私も以前は完全なる低血糖症でしたが、シュガーフリー生活半年くらいで、
目に見えて症状が改善しました。
会社のデスクにいても、1日間食なしでいけるようになり、午後眠くなることもなくなりました。
それまでの半年はけっこうキツくて、糖質を含まないナッツやチーズなどをつまんでしのいでいましたが・・・
低血糖はさまざまな精神症状とも関連していると言われており、確かにムードが安定し、簡単に落ち込むことがなくなりました。
低血糖とカンジダ菌については、これからまた改めて記事にしたいと思います!